Theatre of Fate | BABYMETAL THUNDER

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スンタマニア

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イヤイヤイヤイヤ、


肌あちーでございまーね!
 

梅雨が明けて一気に夏になりましたな。


こんなに熱いと、ついアレが聴きたくなりますね。
 


アレとは何かというと決まっています。



VIPERです!


…ということで今回私が選んだパワーメタルアルバムベスト10は、ブラジル出身のパワーメタルバンドVIPERが1989年に発表した2ndアルバム『Theatre of Fate』です!


このアルバムを初めて聴いたのは高校生の時でした。

当時はジャーマンメタルブームが巻き起こっており、これまで紹介してきたハロウィンやブラインドガーディアン、クローミングローズにヘヴンズゲートといったメロディアスなパワーメタルバンドが次々と登場しました。

そんな中、ブラジルのジャーマンメタルバンドとして彗星のごとく登場したのがVIPERだったのです。


ブラジルのジャーマンメタルてナンダヨー!と思われるかもしれませんが、当時はこの手のバンドは全てジャーマンメタルの括りにされてました。

その方がレコード会社も売りやすかったでしょうし。

そして私の最初の印象はというと、ブラジルのメタルなんて…というものでした。

当時ブラジル出身のメタルバンドで有名だったのはセパルトゥラくらいしか無かったし、そのセパルトゥラにしても私が初めて聴いたのが悪名高い1stアルバムだったので、全然良いイメージがありませんでした。


今聴くと格好良いのですが、当時はメロディアスなメタルが好きなDTだったので、セパルトゥラの良さを理解出来ませんでした。

その為に最初はエーッと思ってましたが、友人のM君が、こりゃとんでもねえ傑作だ!聴かなきゃ一生後悔する!と熱く語っていたので、それならと聴いてみたところ、完全に魅了されました。

転調が多いドラマチックな曲の構成に、クラシカルな響きの美しいメロディ、そして伸びやかなハイトーンボイス…


特にLiving For The NightはVIPERを代表する曲であり、最高に気持ちが昂ぶる曲です。



そしてアルバムの最期に収録されているMoonlightは本当に素晴らしい曲です。


これほどに胸を締め付ける美しいバラードは、なかなかありませんね。


この曲を作詞作曲したのはボーカルのアンドレ・マトスですが、当時彼はまだ17才だったんですよね。

なんちゅう才能の持ち主や…



…と思っていたら、このアルバムが日本で発売された時には、既にアンドレはVIPERから脱退してました。

その後VIPERは残ったメンバーで活動をするもあまりパッとせず、アンドレの方はANGRAを結成し大成功を収めます。


このアルバムも傑作ですが、特にCarry Onは名曲中の名曲であり、アンドレのボーカルも素晴らしいです。



そうそう、これこれ!

涙なしには聴けないッス…





…って間違えた!

ANGRAのCarry Onはこっちだった!


アソウ・マアヤとアンドレ・マトスが似ていたもので、つい間違えてしまった…





しかしゆいちゃんはまじゆいちゃんだ!



アイコをアイするマジユイチャン!



…なんて事はさておき、Angels Cryも素晴らしいアルバムですが、個人的に思い入れが深いのはTheatre of Fateです。


改めて聴いてみるとサウンドプロデュースは貧弱だし、バンドの演奏能力も高いとはいえませんが、それでもTheatre of Fateが名盤だということに変わりがありません。

この前に紹介したハロウィンやヘヴンズゲートが気に入った方や、BABYMETALの紅月やアモーレといった曲が好きな方なら、VIPERもきっと気に入ってもらえると思います。


今は亡きアンドレの歌声を聴いて、魂を震わせて欲しいですね…







私はまり菜くんのオヘソを観て、魂ではなくスンタマをユラユラ揺らします…