★今日のベビメタ
本日2月4日は、2015年、ファーストアルバム「BABYMETAL」が、「第7回CDショップ大賞2015」にノミネートされ、2020年には、ノルウェー・オスロ公演@Sentrum Sceneが行われる日DEATH。なお、BABYMETAL登場は、日本時間2月5日04:30頃と推定されます。
現地時間2月3日19:30~(日本時間+8時間)、METAL GALAXY WORLD TOUR 2020、「汎ヨーロッパツアー」最初の都市となるスウェーデン・ストックホルム公演が行われた。
セットリストは以下のとおり。
1. FUTURE METAL
2. DA DA DANCE
3. ギミチョコ!!
4. Shanti Shanti Shanti
5. BxMxC
6. 神バンドソロ~Kagerou
7. Oh! MAJINAI
8. メギツネ
9. PA PA YA!!
10. Distortion
11. KARATE
12. ヘドバンギャー!!
13. Road of Resistance
メンバー:SU-METAL、MOAMETAL、アベンジャー:鞘師里保
神バンド:下手ギターDark Vader(Chris Kelly)、ベースImperial Guard(Clint Tustin)、ドラムスAnthony Barone、上手ギターShadow Trooper(CJ Masciantonio)
以下、遠征組のツイートよりライブの模様を構成してみる。
会場のFryhusetの収容定員は3,500名で、今回の北欧四か国の会場の中では一番大きい。
ZEPPを一回り大きくした感じで、ステージとの距離が近い。ここはライブハウスではなく、総合イベントホールみたいなところで、間仕切りの向こう側には体育館の床があったらしい。
バンドの奥に大スクリーン1枚というシンプルなステージ。
アベンジャーは鞘師里保、神バンドは「全米横断ツアー」と同じく、Galactic Empireを主体とした銀河神バンドだった。
「FUTURE METAL」からスタートして「DADADANCE」へ進むのは、The Forum以来の定番だが、3曲目は「Shanti Shanti Shanti」ではなく、初見参の御挨拶に代表曲「ギミチョコ!!」を持ってきた。
間奏部に手拍子からSU-が「Hey! ストックホルム!」と声をかけると、観客が大歓声で応える。これが町々を巡っていくバンドの“つかみ”というものであり、もう手慣れたものだ。
2017年1月のソウルでは前座のBABYMETALはこれができず、メタリカは「ソウル!」を連発して会場を盛り上げていったことを思い出す。
4曲目「Shanti Shanti Shanti」。
北欧にインドの風が吹く。ファンカムの位置が近いので、MOA、鞘師のダンスがキレキレで、回転するときの軸が一切ブレていないことがよくわかる。間奏部で観客は三拍子の手拍子をとり、三人のダンスを見て大歓声を上げる。アジアの熱気を楽しんでいるのだ。
5曲目は、つい先日幕張Day-2で披露されたばかりの「BxMxC」だった。
前座のSKYNDにも通じるインダストリアルでダークな曲調。もちろん画面には日本語の歌詞が浮かぶだけで、「てきなメタルサイファ」「それなそれな」と言われても、スウェーデン人にはチンプンカンプンだろうが、BABYMETALのダークな雰囲気は伝わるだろう。
6曲目は、神バンドソロからの「Kagerou」。昨年の全米横断ツアー、幕張Day-2でも披露され、もうお馴染みである。
7曲目は、やはり出ました「Oh! MAJINAI」。大画面にSABATONのヨアキムが登場すると会場は大歓声に包まれる。現地人と思われる方のツイートには「WTF?なんで俺のベビメタにサバトンが出てくるんだ!」というのもあった。
幕張Day-1では、最前列といえどもステージは見上げるような遠さだったが、ファンカムではステージと同じ面で、三人がコサックダンスする様子が見えた。MOAも鞘師もニコニコ顔で踊っている。いいなあ、これ。
8曲目は「メギツネ」。SU-がキツネ面を被る間奏部でMOAがSU-に何か話しかけていた。
9曲目は「PA PA YA!!」。イントロが鳴ったとたんに観客が大歓声を上げ、ジャンプし始める。さすがにタオル振りは普及していないようだが、極寒の北欧にもこの曲の熱気は伝わっているようだ。
10曲目「Distortion」、11曲目「KARATE」と進み、12曲目は「ヘドバンギャー!!」。
「全米横断ツアー」、「幕張Day-2」でセトリに入ったこの曲は、「成長と変化」を表現しており、2019年~2020年の裏テーマのように感じる。
最後は疾走感のある「Road of Resistance」で締めたBABYMETAL。
明日は、ノルウェー・オスロ公演である。